• 検索結果がありません。

決算短信 | サッポロホールディングス

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "決算短信 | サッポロホールディングス"

Copied!
29
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

コ 番号 RL www a ld

代表者 役職 代表取締役社長 氏 尾賀 真城

問合せ先責任者 役職 コ ポ コミュ ョン部長 氏 梅 俊彦 EL

定時株主総会開催予定日 成 日 配当支払開始予定日 成 日

価証券報告書提出予定日 成 日

決算補足説明資料作成 無 :

決算説明会開催 無 : 機関投資家 向け

百万円 満 捨

成 期 連結業績 成 日~ 成 日

連結経営成績 %表示 対前期増減率

売上高 営業利益 経常利益

親会社株主 帰属す 当期 純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

期 △ △

注包括利益 期 百万円 % 期 百万円 △ %

株当 当期純利益

潜在株式調整後 株当 当期純利益

自己資 当期純利 益率

総資産経常利益率 売上高営業利益率

円銭 円銭 % % %

期 ―

期 ―

参考 持 法投資損益 期 百万円 期 百万円

※ 成 7 日を効力発生日 普通株式 株 株 割合をも 株式併合を実施 お ます 伴い 株当 当期純利益 前連結会 計 度 期首 当該株式併合 行わ 仮定 算定 お ます

連結財政状態

総資産 純資産 自己資 比率 株当 純資産

百万円 百万円 % 円銭

期 期

参考 自己資 期 百万円 期 百万円

※ 成 7 日を効力発生日 普通株式 株 株 割合をも 株式併合を実施 お ます 伴い 株当 純資産 前連結会計 度 期首 当該株式併合 行わ 仮定 算定 お ます

連結キャッ ュ フ 状況

営業活動 よ キャッ ュフ 投資活動 よ キャッ ュフ 財務活動 よ キャッ ュフ 現金及び現金 等物期 残高

百万円 百万円 百万円 百万円

期 △ △

期 △ △

配当 状況

間配当金

配当金総額 合計

配当性向 連結

純資産配当 率連結

第 四半期 第 四半期 第四半期 期 合計

円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %

期 ― ―

期 ― ―

期予想 ― ― ―

成 期 連結業績予想 成 日~ 成 日

%表示 通期 対前期 四半期 対前 四半期増減率

売上収益 営業利益 税引前利益

親会社 所 者 帰属 す 当期利益

基 的 株当 当期利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭

第 四半期累計 ― ― ――― ―― ― ―

通期 △

※ 成 期第 四半期連結会計期間 連結財務諸表よ 国際財務報告基準IF を任意適用す 予定 あ 成 期 連結業績予想 IF 基 作成 お ます

(2)

会計方針 変更 会計上 見積 変更 修正再表示 会計基準等 改正 伴う会計方針 変更 : 無

以外 会計方針 変更 : 無

会計上 見積 変更 : 無

修正再表示 : 無

発行済株式数 普通株式

期 発行済株式数 自己株式を含む 期 株 期 株

期 自己株式数 期 株 期 株

期中 均株式数 期 株 期 株

※ 成 7 日を効力発生日 普通株式 株 株 割合をも 株式併合を実施 お ます 伴い 前連結会計 度 期首 当該 株式併合 行わ 仮定 期 期中 均株式数を算定 お ます

参考個 業績 概要

成 期 個 業績 成 日~ 成 日

個 経営成績 %表示 対前期増減率

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

期 △ △ △ △

株当 当期純利益

潜在株式調整後 株当 当期純 利益

円銭 円銭

期 ―

期 ―

※ 成 7 日を効力発生日 普通株式 株 株 割合をも 株式併合を実施 お ます 伴い 株当 当期純利益 前事業 度 期首 当該株式併合 行わ 仮定 算定 お ます

個 財政状態

総資産 純資産 自己資 比率 株当 純資産

百万円 百万円 % 円銭

期 期

参考 自己資 期 百万円 期 百万円

※ 成 7 日を効力発生日 普通株式 株 株 割合をも 株式併合を実施 お ます 伴い 株当 純資産 前事業 度 期首 当該株式併合 行わ 仮定 算定 お ます

※決算短信 監査 対象外 す

※業績予想 適 利用 関す 説明 そ 他特記事項 将来 関す 記述等 い 注意

(3)

○添付資料の目次

1.経営成績等の概況 ……… 2

(1)当期の経営成績の概況 ……… 2

(2)当期の財政状態の概況 ……… 6

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……… 6

(4)今後の見通し ……… 7

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 10

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 10

3.連結財務諸表及び主な注記 ……… 11

(1)連結貸借対照表 ……… 11

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 13

連結損益計算書 ……… 13

連結包括利益計算書 ……… 14

(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 15

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 17

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 19

(継続企業の前提に関する注記) ……… 19

(会計方針の変更) ……… 19

(追加情報) ……… 19

(企業結合等関係) ……… 19

(賃貸等不動産関係) ……… 21

(セグメント情報等) ……… 22

(1株当たり情報) ……… 27

(重要な後発事象) ……… 27

(6)その他 ……… 27

4.その他 ……… 28

(4)

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

① 全般的概況

売上高 営業利益 経常利益

親会社株主に

帰属する当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

平成29年12月期 551,548 17,032 16,410 10,977

平成28年12月期 541,847 20,267 19,202 9,469

増減率(%) 1.8 △16.0 △14.5 15.9

当期の日本経済は、輸出の回復や雇用所得環境の改善により、緩やかな回復基調となりました。一方で、地政学

リスクの高まりや天候不順が、投資や消費への抑制に働き、依然として先行きの読めない経済環境となりました。

国内酒類業界では、改正酒税法による店頭価格の上昇や夏場の天候不順、消費者の節約志向による居酒屋業態の

不振などが需要を押し下げる要因となりました。海外では、北米のビール市場は前期を下回ったものと推定されま

す が、 アジ アの ビー ル 市 場は引 き続 き成 長し てい ます 。 国 内飲料 業界 は、 前期 並 み に推 移し たも のと考 え られ ま

す。不動産業界では、首都圏オフィス賃貸市場において空室率が改善するとともに賃料水準も緩やかに上昇してい

ます。

このような状況の下、当社グループでは、「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」及び「第一次中

期経営計画2020」に基づく成長戦略を加速させ、「世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがやくブランドカン

パニー」になることを目指し、平成29年度の財務目標達成に向かい歩んできました。

国内酒類事業では、「ビール復権宣言」を掲げ、基軸ブランドの強化に注力しました。特にビールの主力ブラン

ド「サッポロ生ビール黒ラベル」では一貫したマーケティング戦略が功を奏し、ビールの総需要が減少する中で3

年連続の売上アップを達成しました。ビール類以外の伸長分野では、ワインやスピリッツ類において高付加価値の

商品に注力し、多層化を推進しました。

国際 事業 では 、北 米 の プレ ミ アム ビー ル市 場に おい て 、カ ナダ の「 スリ ーマ ン 社 」及びア メリ カの 「 サ ッポ ロ

USA社」が積極的な販売活動を実施しました。また、9月には「アンカー ブリューイング カンパニー社」を取得

し、北米における成長を加速させるための一手を打ちました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピ

ュア フーズ社」が売上を伸長させましたが、「シルバー スプリングス シトラス社」は米国飲料市場の嗜好の変

化による影響などを受けました。ベトナムにおいては、販促方法を見直し、収益改善に向けた取り組みを進めまし

た。

食品・飲料事業では、国内において、経営課題とする営業力強化とコスト削減に取り組み、強みである素材にこ

だわった飲料や、レモン関連商品、スープを中心とした主力ブランドへの投資を集中しました。

外食事業では、国内において、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を中心に出店や改装を行う一方、収

益 力改 善に 向け て不 採算 店 舗の 閉鎖 ・業 態転 換を 進 め まし た。シ ンガ ポー ルに おい ては 、引 き 続き 「 銀座ライ オ

ン」ブランドを世界に発信すべく取り組みを進めています。

不動産事業では、保有する賃貸不動産物件が高稼働率で推移しました。中核施設の「恵比寿ガーデンプレイス」

において、街の魅力向上のために飲食エリアなどのバリューアップを推進しました。「発信と交流の拠点」をコン

セプトにした複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」も業績向上に寄与しました。

以上の結果、当期における当社グループの連結業績は、以下のとおりです。

売上高

国内酒類事業では、ブランド強化を図っているビールや多層化が好調に推移しましたが、発泡酒や新ジャンルの

売上数量が前期を下回ったことから、減収となりました。一方で、国際事業では、サッポロブランドのビール売上

数量が前期を上回ったことや、「カントリー ピュア フーズ社」の果汁シャーベット事業などが寄与した結果、増

収となりました。食品・飲料事業では、国内のレモン飲料やスープ食品などの売上数量が前期を上回りましたが、

シンガポールや同国からの輸出による売上数量が減少したことなどから、前期並みの売上高となりました。外食事

業では、国内の既存店が堅調に推移したことや、前期6月に新規連結となった「マルシンカワムラ社」「銀鱗水産

社」が通年寄与したことなどから増収となりました。不動産事業では、前期9月に開業した「GINZA PLACE(銀座

プレイス)」の通年寄与などにより増収となりました。

以上の結果、連結売上高は5,515億円(前期比97億円、2%増)となりました。

営業利益

国内酒類事業では、売上高は減収となりましたが、ビールや多層化の成長により、品種構成が改善した影響や、

製 造原 価の 改善 によ り 、営 業 利 益は 前期 並み とな りま した 。 国際 事業 では 、北 米酒 類 が好調 に 推 移し まし たが、

「 シル バー スプ リング ス シ トラ ス社 」の 売上 数量 が減少 した こと や、 「ア ンカー ブリ ュー イン グ カ ンパ ニー

(5)

減益となりました。外食事業では、売上高は堅調に推移しましたが、食材の高騰や人件費の上昇により、減益とな

りました。不動産事業では、主力物件の賃料収入増加や、「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の寄与により、増益

となりました。

以上の結果、連結営業利益は170億円(前期比32億円、16%減)となりました。

経常利益

連結営業利益の減少により、連結経常利益は164億円(前期比27億円、15%減)となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益

投資有価証券売却益48億円や、固定資産売却益19億円を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益は

109億円(前期比15億円、16%増)となりました。

以下、事業セグメント別の概況は記載のとおりです。

② 報告セグメント別の概況

売上高(百万円) 営業利益(百万円)

平成28年

12月期

平成29年

12月期

増減率(%)

平成28年

12月期

平成29年

12月期

増減率(%)

国内酒類事業 279,476 278,692 △0.3 11,745 11,767 0.2

国際事業 65,400 69,837 6.8 906 △1,214 ―

食品・飲料事業 137,918 137,898 △0.0 1,314 564 △57.1

外食事業 28,120 29,140 3.6 663 330 △50.2

不動産事業 22,900 24,134 5.4 10,328 11,261 9.0

〔国内酒類事業〕

国内におけるビール類総需要は、6月の改正酒税法の影響に加えて夏場の天候不順により、RTD(※1)への流

出や業務用市場の落ち込みがみられ、前期比98%弱になったと推定されます。

このような中で、国内酒類事業は、経営ビジョン「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、当社グルー

プならではの価値の提供を積み重ねるとともに、「ビール復権宣言」を事業方針に掲げ、ビールに積極的な投資を

することで、さらなる成長を目指しました。

ビー ルで は、 好調 な 売上 を維 持し 続け てい る「 サッ ポロ 生 ビー ル黒 ラベ ル」 の 缶 製品が 牽 引し まし た。また 、

「ヱビス」ブランドも、3月発売の「ヱビス 華みやび」が好評をいただき、ビール合計の売上数量は前期比102%

となり、3年連続で前期を上回りました。一方で、発泡酒「極ZERO(ゴクゼロ)」や、新ジャンル「麦とホップ」

ブランドの売上が前期を下回りました。ビール類合計の売上数量は前期比98.1%となりましたが、総需要を上回り

ました。

R T D で は 、 高 付 加 価 値 の コ ラ ボ 新 商 品 で あ る 「 愛の ス コ ー ル ホ ワ イ ト サ ワ ー 」 は 販 売 エ リ ア を 全 国 に 拡 大 し 、

「男梅サワー」「キレートレモンサワー」などの主軸商品も順調に推移し、売上高は前期を大幅に上回りました。

ワインでは、輸入ワインの「ペンフォールズ」、シャンパーニュ「テタンジェ」や、日本ワイン「グランポレー

ル」などのファインワイン(※2)の販売強化を図り、売上高は前期を上回りました。

洋酒では、「デュワーズ」等の主力ブランドが好調に推移したことで、売上高は前期を上回りました。

和酒では、甲乙混和芋焼酎売上No.1(※3)の「こくいも」が引き続き好調に推移し、売上高は前期を上回り

ました。

以上の結果、国内酒類事業の売上高は2,786億円(前期比7億円、0%減)となり、営業利益は117億円(前期比

0億円、0%増)となりました。

※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料

※2 ファインワイン:中高級価格(1本1,500円以上)ワイン

※3 インテージSRI甲乙混和芋焼酎市場2016年1月~2017年12月累計販売金額全国SM/CVS/酒DSの合計

〔国際事業〕

北米におけるビール市場の総需要は、アメリカ、カナダともに前期を下回ったと推定されます。アジア経済は、

依然底堅いものの成長率が鈍化し、各国・地域ごとの景気動向にばらつきが見られました。

このような中で、国際事業は、北米及び東南アジアにおけるプレミアムビール市場を中心にブランド力の強化に

取り組み、アメリカでは果汁飲料の販路拡大を行いました。

北米では、カナダにおいて、「スリーマン社」が主力のプレミアムブランドへのマーケティング投資を継続した

(6)

ロ」ブランドを除く)は前期比99%となりました。アメリカのビール市場では、「サッポロUSA社」がアメリカ一

般市場やアジア系市場への展開を進めた結果、同社の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比106%とな

りました。また、9月から「アンカー ブリューイング カンパニー社」を連結子会社化し、北米プレミアムビール

ブランドの強化を図りました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピュア フーズ社」の業務用飲料や

果 汁シ ャー ベッ トが 好調 に 推 移した もの の、 同国 にお ける オ レン ジジ ュー スの 消費 量 逓減 を背景 に 、 「シ ルバ ー

スプリングス シトラス社」の売上数量が大幅に減少した結果、両社合計の売上高は前期を下回りました。

東南 アジ アで は、 ベト ナム に おい て、 1月 から の 酒税増 税 に加 え、 販促 方法 の 変更 に より取扱 店 が減少 した 結

果、ビール売上数量は前期を下回りました。シンガポールでは、家庭用及び業務用市場への販路拡大に取り組み、

ビール売上数量は前期を上回りました。

その他のエリアでは、韓国において、家庭用及び業務用市場で好調な「Sapporo Premium Beer」に加え、「ヱビ

スビール」の販売を開始した結果、ビール売上数量が前期を大幅に上回りました。オセアニアでは、現地でのライ

センス生産を核として同市場での販売強化に取り組んでおり、ビール売上数量は前期を上回りました。

これらの取り組みを通じて、国際事業全体の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比115%となりまし

た。

以上の結果、国際事業の売上高は698億円(前期比44億円、7%増)となり、営業損失は12億円(前期は9億円

の利益)となりました。

〔食品・飲料事業〕

国内飲料の総需要は、前期比100%と推定されます。

このような中で、食品・飲料事業は、国内飲料においては「キレートレモン」・「素材系」・「食感系」・「が

ぶ飲み」ブランド、国内食品においてはレモン及びスープのラインナップ強化を図り、当社グループ独自の価値提

案を行いました。

国内飲料では、レモンの研究成果を活用した機能性表示食品「レモンの元気」や国産六条大麦を100%使用した

「 にっ ぽん 麦茶 」な ど 、強 み を いか した新商 品を 発売 しま し た。 また 、「 がぶ 飲 み」 ブ ラン ドで は、 「が ぶ飲み

レモンクリームソーダ」などのユニークなフレーバーで話題を喚起しました。売上が好調な「加賀棒ほうじ茶」を

中心とした国産素材無糖茶シリーズでは、フード・アクション・ニッポンのロゴマークの認知度向上に寄与したと

して「フード・アクション・ニッポンMIP(Most Impressive Partner)賞」を受賞しました。

国内食品では、冷製缶スープやカップ入りスープを中心にスープ類が好調に推移しました。また、秋冬向けに、

レンジで簡単に調理できるレトルトタイプのスープ「じっくりコトコト ご褒美Dining(ダイニング)」シリーズ

を 刷 新 し 、 新 た に T V CMを 展 開 す る な ど ス ー プ の 需 要 喚 起 を 行 っ た 結 果 、 ス ー プ 食 品 計 で 前 期 比 1 0 5% と な り ま し

た。レモン食品においては、基幹商品である「ポッカレモン100」の売上が堅調に推移し、売上高は前期比108%と

なりました。また、広島県や同県の大崎上島町に続き、呉産レモンの振興及び地域の活性化を目的に、呉市とパー

トナーシップ協定を締結しました。豆乳ヨーグルトにおいては、当期で発売20周年を迎える特定保健用食品「ソヤ

ファーム豆乳で作ったヨーグルト」シリーズを10年ぶりに刷新し、ブランド強化を図りました。

国内外食では、カフェチェーン「カフェ・ド・クリエ」を展開する「ポッカクリエイト社」が、季節やトレンド

に合わせた新メニューの発売等を行った結果、既存店における売上高は堅調に推移し、前期を上回りました。

海外飲料では、緑茶で約70%のシェアを占め、お茶カテゴリーでNo.1のシェア(※)を有するシンガポールで

のポジションは維持しつつも、一部の国における新たな税制の導入による影響もあり、シンガポールからの輸出に

ついてはやや低調に推移しました。また、インドネシアの「ポッカ ディーマ インターナショナル社」において、

現 地 の 飲 料 水 生 産 設 備 が 4 月 よ り 本 格 稼 動 し 、 主 力 と な る P E T ボ ト ル 商 品 「 4 5 0 m l ジ ャ ス ミ ン グ リ ー ン テ ィ 」

「350mlレモンブラックティ」等の生産出荷を開始しました。

以上の結果、食品・飲料事業の売上高は1,378億円(前期比0億円、0%減)となり、営業利益は5億円(前期

比7億円、57%減)となりました。

※Nielsen Singapore MarketTrack May 2017(Copyright c 2017, The Nielsen Company)

〔外食事業〕

国内外食市場は、業界全体として売上高では回復基調が続いているものの、人手不足に伴う採用コストや食材の

仕入価格は上昇基調にあり、依然として厳しい経営環境にありました。

このような中で、外食事業は、企業理念である「JOY OF LIVING~生きている喜び~」のもと、安全・安心な商

品の提供を心がけ「お客様へ100%満足の提供」を目指す店舗づくりを進めました。

国内では、「ヱビスバー」を2月に中四国エリア初となる広島に、3月は新横浜で出店するとともに、5月には

大宮に「銀座ライオンビヤガーデン」を新規出店しました。また基幹店舗である「ビヤホールライオン 銀座七丁

目店」のリフレッシュ改装を行うとともに、「銀座ライオン 羽田空港店」の全面改装を行い、当期は計3店舗の

新規出店と2店舗の店舗改装を実施しました。一方、不採算店等8店舗を閉鎖したことにより、当期末の国内店舗

(7)

シンガポールにおいては、市内中心部にある「とん吉」業態3店舗の店舗改装を実施しました。また、ケーキの

販売店「RIVE GAUCHE(リヴ・ゴーシュ)」をシティリンク内に新規出店しました。一方で3店舗を閉鎖したこと

により、当期末のシンガポール店舗数は13店舗となりました。

以 上 の 結 果 、 外 食 事 業 の 売 上 高 は 29 1 億 円 ( 前 期 比 1 0億 円 、 4 % 増 ) と な り 、 営 業 利 益 は 3 億円 ( 前 期 比 3 億

円、50%減)となりました。

〔不動産事業〕

不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、平成30年以降の大型供給による影響で空室率の低下に一服感

が見え始めてきてはいるものの、好調な企業業績を背景に引き続きオフィス需要が堅調なことから、依然として空

室率は低い水準で推移しており、賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続しています。

このような中で、不動産賃貸では、「恵比寿ガーデンプレイスタワー」をはじめ、首都圏を中心に保有する各物

件で高稼働率を維持しています。また、既存テナントの賃料水準引き上げについても積極的に取り組んでいます。

複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」では、施設の新たな付加価値創出やブランド価値向上を図るため、渋

谷区民も利用可能な「コンソーシアム型」(複数企業向け)の事業所内保育所を4月に開所するとともに、展望レ

ス ト ラ ン 街 を 『 G r a n d & C a s u a l ~ 本 物 を 気 軽 に 愉 し む 贅 沢 』 の コ ン セ プ ト の も と 全 面 リ ニ ュ ー ア ル し 、 3 9 階 は

「Think the world」をテーマに世界の厳選された料理の数々を愉しめるフロアに、また38階は「和」をテーマに

したフロアとし、8月にグランドオープンしました。

平成28年9月に開業した複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は、通年稼働により収益に貢献しまし

た。施設コンセプトである「発信と交流の拠点」として更に情報発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでい

くとともに、街の賑わい創出や集客向上に貢献していきます。

また、札幌市が都心まちづくりの重点地区と位置付けて進めている「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、

複合商業施設「サッポロファクトリー」の改装を着実に推進しています。隣地駐車場跡地の再開発については、地

上3階建て、延べ面積約6,900㎡の新たな商業施設が5月に竣工し、住宅関連企業のショールームとして7月に開

業しました。今後も生活者の利便性向上を図り、魅力ある都市空間づくりに努めていきます。

一方 、長 期的 な視 点か ら引 き続 き物 件ポ ート フォ リオ の見 直し を行 って おり 、10月 には 、「 星和 高麗 橋ビ ル」

(大阪)を売却しました。

以 上の 結果 、不動 産事 業の 売上高 は241億 円(前 期比 12億円 、 5%増)、 営業 利益 は112億円( 前期比 9億 円、

(8)

(2)当期の財政状態の概況

当期 末の 総資 産は 、 の れん の償却 によ る減 少及 び 長 期貸 付 金の 減少 等が あっ た 一 方、 受取 手形 及び売 掛 金、 土

地、投資有価証券の増加等によって、前連結会計年度末と比較して42億円増加し、6,306億円となりました。

負債 は、 短期 借入 金、 未 払法 人税 等の 増加 等が あっ た 一 方 、長 期借 入金 、退 職給 付に係 る負債 の 減 少等によ っ

て、前連結会計年度末と比較して70億円減少し、4,529億円となりました。

純資産は、非支配株主に帰属する当期純損失の増加、期末配当の実施等があった一方、親会社株主に帰属する当

期 純 利 益 の 増 加 、 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 の 増 加 等 に よ っ て 、 前 連 結会 計 年 度 末 と 比 較 し て 11 2 億 円 増 加 し 、

1,776億円となりました。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ20億円(20%増)増加

し、当連結会計年度末には125億円となりました。

当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、300億円(前期比25億円、8%減)となりました。これは主に、減価償却費235

億円、税金等調整前当期純利益178億円等による増加要因と、法人税等の支払額55億円等の減少要因によるもので

す。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、178億円(前期比97億円、35%減)となりました。これは主に、有形固定資産

の取得による支出130億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出116億円等があったことによるも

のです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、101億円(前期比53億円、111%増)となりました。これは主に、長期借入れに

よる収入125億円、社債の発行による収入99億円等があった一方、長期借入金の返済による支出126億円、社債の償

還による支出100億円等があったことによるものです。

(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成25年12月期 平成26年12月期 平成27年12月期 平成28年12月期 平成29年12月期

自己資本比率(%) 24.6 25.0 25.5 25.7 27.5

時価ベースの自己資本比率

(%)

28.0 31.9 33.4 37.4 42.6

キャッシュ・フロー対有利子

負債比率(年)

8.8 13.0 7.8 8.6 9.1

インタレスト・カバレッジ・

レシオ(倍)

11.9 8.9 14.8 14.9 15.3

自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。

(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。

(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。

(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としてい

(9)

(4)今後の見通し

① 全般的見通し

売上収益 営業利益 税引前利益

親会社の所有者に

帰属する当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

平成30年12月期見通し 555,800 18,700 17,700 11,100

平成29年12月期 551,548 17,032 17,801 10,977

増減率(%) 0.8 9.8 △0.6 1.1

次 期は 、「 サ ッポ ログル ープ長 期経 営ビジ ョン『 SPEED150』 」及び「第 一次中 期経営 計画 2020」の 2年目 とし

て、引き続きコア事業と位置付けた『酒』『食』『飲』分野で特長ある商品・サービスをグローバルに展開し、お

客様との接点拡大を図ることで、力強い成長を目指します。

また、当社は平成30年12月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することを決定したため、今後の見通し

はIFRSに基づき算出しています。IFRSの任意適用による主な影響として、売上収益では、製品販売に関するリベー

ト 類の 一部 を売 上収 益 か ら控 除して おり ます 。ま た 、営 業 利 益で は、 のれ んの 非償 却 や退職 給付 に 係る 費 用の増

減、日本基準における特別損益科目の表示組替等があります。

次期の当社グループ連結業績の見通しは次のとおりです。

売上収益

国内酒類事業では、「続・ビール強化」を掲げ、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビス」の基軸ブランドの更

なる価値向上に取り組み、ビール類全体で売上数量増加を目指します。ワインでは、引き続きファインワインのブ

ランド強化を図り、一層の販売拡大を目指します。RTDにおいては、「驚きをカタチに」をスローガンに、新鮮で

驚きのあるオンリーワン商品の創出で成長を目指します。その他の伸長分野である洋酒、和酒の売上拡大にも積極

的に取り組み、多層化を推進します。

国際事業では、重点エリアである北米及び東南アジアにおいて「サッポロ」をはじめとしたプレミアムブランド

の浸透を図り、それぞれのエリア特性を踏まえた戦略を遂行することで、ビール売上数量増加を目指します。北米

では、「サッポロ」や「スリーマン」に加え、前期に取得した「アンカー」ブランドとのシナジー発揮を推進しま

す。ベトナムでは、効果的・効率的なマーケティングにより、「Sapporo Premium Beer」の売上拡大を図ります。

食品・飲料事業では、国内食品・飲料において、当社の優位性を発揮できるレモン・スープといった分野にて新

たな価値を提案していきます。海外では、主力のシンガポール市場での「POKKA」ブランドの強化を行います。大

豆 ・チ ルド 製品 にお いて は 、 主 力で ある 豆乳 ヨー グル トの 成 長を 図り なが ら、 当 期 3月から ブル ーダ イヤ モン ド

グロワーズ社のアーモンド飲料「アーモンド・ブリーズ」の製造、販売を開始します。

外食事業では、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を軸に新規出店を進めるとともに、業態転換・改装

も行い、売上拡大を図ります。海外では、シンガポールでのビヤホール業態の認知、拡大を進めます。

不動産事業では、「恵比寿ガーデンプレイス」や「GINZA PLACE(銀座プレイス)」をはじめとする保有物件の

競争力強化に努め、高稼働率の維持、賃料水準の向上に取り組みます。複合商業施設「サッポロファクトリー」に

おいては、札幌市が都市まちづくり重点地区と位置付けて進める「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、引き

続き改装を進めます。

以上により、連結売上収益は5,558億円(前期比42億円、1%増)となる見通しです。

営業利益

国内酒類事業では、ビールの基軸ブランドの伸長や、多層化の成長により売上収益、従来の日本基準における営

業利益の増加を見込みますが、IFRSの任意適用に伴う影響により、営業利益は減益となる見込みです。

国際事業では、北米酒類の売上収益増加や飲料の拡販、ベトナムでの構造改革を進めることにより、増益となる

見込みです。

食品・飲料事業では、国内食品・飲料の売上収益増加と品種構成の改善や、海外における柔軟な戦略実行とプレ

ゼンス拡大により、増益となる見込みです。国際事業、食品・飲料事業においては、IFRSの任意適用により、のれ

んが非償却となることも増益に寄与します。

外食事業では既存店の売上収益増加と新規店の開店などにより、不動産事業では「恵比寿ガーデンプレイス」や

「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の収益貢献などにより、従来の日本基準における営業利益の増加を見込みます

が、IFRS任意適用に伴う影響により、営業利益は減益となる見込みです。

(10)

税引前利益

連結営業利益は増加の一方、前期において投資有価証券売却益48億円や、固定資産売却益19億円を計上したこと

により、連結税引前利益は177億円(前期比1億円、1%減)となる見通しです。

親会社の所有者に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益は111億円(前期比1億円、1%増)となる見通しです。

以下、事業セグメント別の見通しは記載のとおりです。

② 報告セグメント別の見通し

売上収益(百万円) 営業利益(百万円)

平成29年

12月期

平成30年

12月期

増減率(%)

平成29年

12月期

平成30年

12月期

増減率(%)

国内酒類事業 278,692 272,500 △2.2 11,767 10,500 △10.8

国際事業 69,837 81,900 17.3 △1,214 1,400 ―

食品・飲料事業 137,898 135,600 △1.7 564 3,600 538.2

外食事業 29,140 28,800 △1.2 330 100 △69.8

不動産事業 24,134 24,900 3.2 11,261 10,500 △6.8

〔国内酒類事業〕

国内酒類業界は、びん・樽製品の価格改定の影響もあり、総需要が当期を下回る厳しい市場環境が続くと予想さ

れます。

このような中で、国内酒類事業は、ビジョンとして「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、当社グル

ープならではの価値の提供を積み重ねることで、成長を目指します。

ビール類では、「続・ビール強化」を事業方針に掲げ、3年連続で売上増を達成したビールブランド強化を継続

します。「サッポロ生ビール黒ラベル」は、広告・販促活動やブランド体験を家庭用と業務用において連動させ、

さらなる売上増を目指します。「ヱビス」も、カジュアルギフトを強化するなど、日常の“めでたさ”に寄り添う

施策を展開し、お客様価値向上を図ります。

また、消費の多様化や社会環境の変化をチャンスととらえ、多品種・小ロット設備を導入して、個性ある商品の開

発・育成を強化します。

RTD(※1)では、市場拡大が加速する現状と将来に備え、これまで以上に取り組みを強化します。「驚きをカ

タチに」をスローガンに、「男梅サワー」などのコラボレーションによる独自価値商品を強化すると同時に、新た

な切り口の商品を展開し、新鮮で驚きのあるオンリーワン商品を創出します。

ワインでは、引き続きファインワイン(※2)の提案強化を行います。日本ワイン「グランポレール」、シャン

パーニュ「テタンジェ」、輸入ワイン「ペンフォールズ」を中心に、ブランドイメージの構築と販売拡大を行いま

す 。ま た、 デイ リー ワイ ンも 、 幅広 い商 品提 案と プロ モー シ ョン 強化 によ りパ ワー ブラ ンド の 販売 強化 を図 り ま

す。

洋酒では、世界販売量・販売金額No.1ラム「バカルディ」(※3)をはじめとして、「デュワーズ」「ボンベ

イサファイア」「マルティーニ」に注力します。

和酒では、好調な甲乙混和芋焼酎「こくいも」の拡販に一層注力するとともに、「男梅の酒」や「ウメカク」シ

リーズで、既存梅酒にはない独自価値の浸透を図ります。

事業全体では、さらなるブランド価値向上に向けた効果的な販売費の投下を行うとともに、その他のコスト削減

にも取り組み、利益計画の達成を目指します。

※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料

※2 ファインワイン:1本1,500円以上の中高級価格ワイン(デイリーワイン:1本1,500円未満のワイン)

※3 2016年 インターナショナル・ワイン&スピリッツ・リサーチ調べ

〔国際事業〕

世界経済は全体として緩やかな成長を続ける見通しであり、アメリカでは大型減税による企業業績への好影響が

個人消費にもプラスに働くと考えられます。カナダでは原油価格の安定的上昇が景気にプラスとなることが想定さ

れますが、北米のビール市場の総需要は、酒類における嗜好の多様化を背景にほぼ横ばい圏に留まるものと見込ま

れます。アジアのビール市場は、人口増加及び底堅い経済成長を続ける国では、引き続き成長すると見込まれます

(11)

このような中で、国際事業は、重点エリアである北米及び東南アジアにおいて「Sapporo Premium Beer」をはじ

めとしたプレミアムブランドの浸透を図り、それぞれのエリア特性を踏まえた戦略を遂行することで、同市場にお

ける当社グループ独自の地位を築いていきます。

北米では、カナダ市場において、「スリーマン社」が扱うブランドの個性に合わせたマーケティング施策を展開

し、プレミアムブランドへの経営資源投入を継続します。また、カナダ全土に保有する販売網の有効活用によって

「アンカー ブリューイング カンパニー社」ブランドの販路拡大を行うことで、シェアアップと利益計画の達成を

目指します。アメリカ市場においては、「サッポロUSA社」が今後の伸びが期待できるエリアとチャネルに経営資

源を戦略的に配分することで、「Sapporo Premium Beer」ブランドのプレゼンス拡大を図ります。また、「アンカ

ー ブリューイング カンパニー社」との製造・販売におけるシナジーの早期実現を目指します。アメリカの飲料市

場においては、「シルバー スプリングス シトラス社」及び「カントリー ピュア フーズ社」の強みを活かす経営

体制に移行し、ローコストオペレーションによる価格優位性を構築し、新たな販路の獲得によって売上拡大と収益

向上を図ります。

東南アジアでは、ベトナム市場において、お客様との接点である店頭にて「Sapporo Premium Beer」独自のブラ

ンドポジショニングの確立を目指します。そして、販売網の再編、販促方法の効率化を実施することで収益改善を

目指します。シンガポール市場においては、グループ内のシンガポール子会社と協働して同国内の家庭用及び業務

用市場の販路拡大を推進していきます。

〔食品・飲料事業〕

国内飲料業界は、お客様の嗜好の多様化、飲料メーカー各社との競争激化、為替の影響や原材料の高騰などによ

るコスト増加が見込まれ、依然として厳しい経営環境が予想されます。

このような中で、国内の食品・飲料事業は、「毎日の生活に彩りと輝きをくわえる、新しい『おいしい』を次々

と生み出し続けます」というビジョンの下、お客様視点を徹底し、当社グループの優位性を発揮できる分野にて新

たな価値を提案していきます。

国内飲料では、「キレートレモン」・「素材系」・「食感系」・「がぶ飲み」ブランドを強化し、当社グループ

の持つ強みを活かしながら独自のポジションを確立していきます。

国内食品のスープにおいては、食の簡便ニーズを背景にスープを飲むシーンが広がってきている中で、今後も年

間を通じて様々なシーンに適したスープ商品を開発し、需要拡大に努めます。レモン食品においては、レモンその

ものの健康価値発信を行うなど、「ポッカレモン100」やレモン酢商品の需要を広げる活動をしていきます。業務

用では、アルコールの関連商材、レモン原料、粉末スープ、粉末茶などでグループシナジーを活かしながら売上拡

大 を図 って いき ます 。豆 乳 に お いて は、 当社 グル ープ の 強み であ る豆 乳ヨ ーグ ルト の 新たな 商品 展開 を 図るこ と

で、需要喚起と売上拡大を目指していきます。

国内 外食 では 、「 カフ ェ・ ド ・ク リエ 」に おい てき め 細か いマ ーケ ティ ング を 行い 、既 存 店の活性 化 を図 り ま

す。また新業態への取り組みを加速させ、ブランド価値の向上に取り組みます。

海外飲料では、東南アジア各国での競争激化が見込まれますが、主力のシンガポール市場での茶系飲料や果汁飲

料での優位性を維持しつつ、売上拡大と効率化を進めていきます。また、生産・販売を本格稼動したインドネシア

など重点地域においては、その国・地域に合った商品を提案し、さらなる成長を目指します。

〔外食事業〕

国内外食業界は、人手不足に伴う採用コストや原材料仕入価格等の継続的な上昇に加え、外資系外食チェーンの

新たな参入や、小売業などとの業界を超えた競争の激化により、今後も厳しい経営環境が継続するものと想定され

ます。

このような中で、外食事業は、引き続き「お客様へ100%満足の提供」を軸に、基本となる商品・サービス・店

舗環境等の「営業品質」の向上を図るとともに、安全・安心な商品の提供に向けた取り組みを進めます。

新規出店においては、基幹業態である「銀座ライオン」や「ヱビスバー」の展開エリアの拡大を図るとともに、

新たな業態開発にも注力し、将来に亘る収益力の維持・向上に向けて既存店舗の改装・業態変更に積極的に取り組

みます。

海外においては、ビヤホール文化を世界に発信すべく、シンガポール国内での「銀座ライオン」ブランドの再構

築に向けた取り組みを進めるとともに、収益向上に向けたコスト構造改革を推進していきます。

〔不動産事業〕

不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、平成30年は新規供給量が急増しますが、旺盛な需要などを背

景に空室率は引き続き低い水準で推移するものと予測しています。また、賃料水準は、それを受けて緩やかな上昇

傾向が継続するものと予測していますが、一方で、新築ビルと既存ビルとの競争激化が予想され、二次空室が顕在

(12)

このような中で、不動産賃貸は、ハード・ソフト両面における競争力強化に引き続き努め、保有物件の稼働率及

び賃料水準の維持向上に取り組んでいきます。

中核施設である「恵比寿ガーデンプレイス」では、商業区画をはじめとする各エリアにおいて、利便性向上を図

るとともに、新たな付加価値を提供することで街全体のブランド価値向上を目指します。

平成28年9月に開業した複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は施設コンセプトである「発信と交流

の拠点」として更に情報発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでいくとともに、街の賑わい創出や集客向上

に貢献していきます。

また、札幌市が都心まちづくり重点地区と位置付けて進める「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、複合商

業施設「サッポロファクトリー」の改装を引き続き進め、魅力ある都市空間づくりに努めていきます。

今後も不動産事業全体の価値向上を図るために、保有物件ポートフォリオの改善を進めるとともに、「まちづく

り事業」推進のために物件取得や新たな事業ドメインの構築に取り組んでいきます。

(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績影響を与える不確実な要因に係る

本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる

結果となる可能性があります。

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付けており、業績や財務状況を勘案して安定

した配当を行うことを基本的な方針としております。

また、平成28年11月に公表しました「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』」に基づき、平成29年より

取り組んでおります「第一次中期経営計画2020」のなかで、株主の皆様への利益還元として、配当性向30%を目安

とする財務指標を掲げております。ただし、親会社株主に帰属する当期純利益が、特殊要因にかかる特別損益等に

より大きく変動する場合には、その影響を考慮して配当金額を決定することがあります。

当期につきましては、上記の方針どおり当期の業績や今後の経営環境等を勘案して、1株当たり40円の配当を予

定しております。当社は、中間配当を支払うことができる旨を定款で定めておりますが、現在年間を通しての配当

とさせていただいております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当

につきましては取締役会であります。

次期の剰余金の配当につきましては、年間40円の配当とする予定です。

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上、グループ内での会計処理統一を目的とし

(13)

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

(単位:百万円)

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

資産の部

流動資産

現金及び預金 10,589 12,717

受取手形及び売掛金 96,850 98,604

商品及び製品 24,657 24,681

原材料及び貯蔵品 13,315 13,638

繰延税金資産 3,639 3,900

その他 15,213 15,413

貸倒引当金 △82 △103

流動資産合計 164,183 168,852

固定資産

有形固定資産

建物及び構築物 393,022 395,836

減価償却累計額 △220,233 △224,311

建物及び構築物(純額) 172,788 171,524

機械装置及び運搬具 231,559 230,812

減価償却累計額 △187,660 △188,393

機械装置及び運搬具(純額) 43,898 42,419

土地 111,636 113,041

リース資産 16,970 15,081

減価償却累計額 △7,694 △7,131

リース資産(純額) 9,276 7,949

建設仮勘定 3,694 4,363

その他 17,731 17,822

減価償却累計額 △13,529 △13,358

その他(純額) 4,201 4,464

有形固定資産合計 345,495 343,763

無形固定資産

のれん 27,439 26,948

その他 10,511 13,575

無形固定資産合計 37,950 40,523

投資その他の資産

投資有価証券 59,296 62,145

長期貸付金 4,789 427

繰延税金資産 1,070 1,306

その他 14,760 14,827

貸倒引当金 △1,195 △1,216

投資その他の資産合計 78,721 77,491

固定資産合計 462,168 461,778

(14)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(平成28年12月31日)

当連結会計年度

(平成29年12月31日)

負債の部

流動負債

支払手形及び買掛金 38,503 36,530

短期借入金 30,337 37,882

コマーシャル・ペーパー 33,000 32,000

1年内償還予定の社債 10,083 10,068

リース債務 3,024 2,690

未払酒税 34,228 34,408

未払法人税等 1,680 5,202

賞与引当金 2,980 3,089

預り金 8,214 7,817

その他 50,071 50,484

流動負債合計 212,123 220,173

固定負債

社債 50,128 50,060

長期借入金 114,593 103,578

リース債務 6,968 5,960

繰延税金負債 18,804 21,292

退職給付に係る負債 8,995 5,492

受入保証金 33,241 31,086

その他 15,115 15,323

固定負債合計 247,847 232,794

負債合計 459,971 452,968

純資産の部

株主資本

資本金 53,886 53,886

資本剰余金 46,089 46,090

利益剰余金 41,932 50,022

自己株式 △1,795 △1,806

株主資本合計 140,112 148,193

その他の包括利益累計額

その他有価証券評価差額金 22,517 25,951

繰延ヘッジ損益 41 △6

為替換算調整勘定 △1,943 △818

退職給付に係る調整累計額 △41 148

その他の包括利益累計額合計 20,574 25,274

非支配株主持分 5,693 4,194

純資産合計 166,380 177,662

(15)

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

売上高 541,847 551,548

売上原価 352,420 358,572

売上総利益 189,426 192,976

販売費及び一般管理費

販売奨励金及び手数料 38,750 39,918

広告宣伝費 20,420 20,239

給料及び手当 32,039 33,493

賞与引当金繰入額 1,726 1,921

退職給付費用 784 715

その他 75,438 79,655

販売費及び一般管理費合計 169,159 175,943

営業利益 20,267 17,032

営業外収益

受取利息 231 164

受取配当金 1,111 1,162

持分法による投資利益 15 19

その他 958 746

営業外収益合計 2,316 2,092

営業外費用

支払利息 2,142 1,924

為替差損 217 86

デリバティブ評価損 252 73

その他 769 629

営業外費用合計 3,381 2,714

経常利益 19,202 16,410

特別利益

固定資産売却益 45 1,977

投資有価証券売却益 13 4,836

特別利益合計 59 6,813

特別損失

固定資産除却損 1,413 1,068

固定資産売却損 26 38

減損損失 1,018 3,735

投資有価証券評価損 22 273

支払補償費 376 307

特別損失合計 2,858 5,422

税金等調整前当期純利益 16,403 17,801

法人税、住民税及び事業税 6,185 8,243

法人税等調整額 838 △61

法人税等合計 7,023 8,182

当期純利益 9,380 9,619

非支配株主に帰属する当期純損失(△) △89 △1,358

(16)

(連結包括利益計算書)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

当期純利益 9,380 9,619

その他の包括利益

その他有価証券評価差額金 △1,408 3,416

繰延ヘッジ損益 52 △60

為替換算調整勘定 △896 1,019

退職給付に係る調整額 △1,915 189

その他の包括利益合計 △4,168 4,564

包括利益 5,211 14,183

(内訳)

親会社株主に係る包括利益 5,509 15,677

(17)

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)

(単位:百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 53,886 45,913 35,189 △1,595 133,394

当期変動額

剰余金の配当 △2,726 △2,726

親会社株主に帰属する当 期純利益

9,469 9,469

自己株式の取得 △471 △471

自己株式の処分 175 271 447

株主資本以外の項目の当 期変動額(純額)

当期変動額合計 - 175 6,742 △199 6,718

当期末残高 53,886 46,089 41,932 △1,795 140,112

その他の包括利益累計額

非支配株主持分 純資産合計 その他有価証

券評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算調整 勘定

退職給付に係る 調整累計額

その他の包括 利益累計額合 計

当期首残高 23,926 △11 △1,255 1,874 24,533 5,894 163,822

当期変動額

剰余金の配当 △2,726

親会社株主に帰属する当 期純利益

9,469

自己株式の取得 △471

自己株式の処分 447

株主資本以外の項目の当 期変動額(純額)

△1,408 52 △687 △1,915 △3,959 △200 △4,160

当期変動額合計 △1,408 52 △687 △1,915 △3,959 △200 2,558

(18)

当連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

(単位:百万円)

株主資本

資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 53,886 46,089 41,932 △1,795 140,112

当期変動額

剰余金の配当 △2,887 △2,887

親会社株主に帰属する当 期純利益

10,977 10,977

自己株式の取得 △17 △17

自己株式の処分 1 6 7

株主資本以外の項目の当 期変動額(純額)

当期変動額合計 - 1 8,090 △11 8,080

当期末残高 53,886 46,090 50,022 △1,806 148,193

その他の包括利益累計額

非支配株主持分 純資産合計 その他有価証

券評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算調整 勘定

退職給付に係る 調整累計額

その他の包括 利益累計額合 計

当期首残高 22,517 41 △1,943 △41 20,574 5,693 166,380

当期変動額

剰余金の配当 △2,887

親会社株主に帰属する当 期純利益

10,977

自己株式の取得 △17

自己株式の処分 7

株主資本以外の項目の当 期変動額(純額)

3,433 △47 1,124 189 4,700 △1,498 3,201

当期変動額合計 3,433 △47 1,124 189 4,700 △1,498 11,281

(19)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 16,403 17,801

減価償却費 22,341 23,571

減損損失 1,018 3,735

のれん償却額 3,920 3,954

退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1,720 △3,229

貸倒引当金の増減額(△は減少) △53 34

受取利息及び受取配当金 △1,342 △1,326

支払利息 2,142 1,924

固定資産売却損益(△は益) △45 △1,977

固定資産除売却損益(△は益) 1,440 1,107

投資有価証券売却損益(△は益) △13 △4,836

投資有価証券評価損益(△は益) 22 273

売上債権の増減額(△は増加) △3,756 △1,152

たな卸資産の増減額(△は増加) 968 196

仕入債務の増減額(△は減少) 1,608 △2,336

未払消費税等の増減額(△は減少) △807 291

未払酒税の増減額(△は減少) 338 131

預り金の増減額(△は減少) △623 △401

受入保証金の増減額(△は減少) 350 △2,155

その他の流動負債の増減額(△は減少) 173 316

その他 1,999 △425

小計 44,364 35,495

利息及び配当金の受取額 1,359 1,382

利息の支払額 △2,190 △1,963

法人税等の支払額 △10,986 △5,595

法人税等の還付額 22 685

営業活動によるキャッシュ・フロー 32,570 30,004

投資活動によるキャッシュ・フロー

有形固定資産の取得による支出 △19,748 △13,056

有形固定資産の売却による収入 428 3,085

無形固定資産の取得による支出 △2,060 △2,197

投資有価証券の取得による支出 △235 △1,020

投資有価証券の売却及び償還による収入 137 8,278

関係会社株式の取得による支出 △154 △298

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による

支出

△438 △11,622

事業譲受による支出 △1,493 -

長期貸付金の実行による支出 △77 △68

長期貸付金の回収による収入 167 4,265

その他 △4,112 △5,189

(20)

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額(△は減少) △1,248 △3,076

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) 16,000 △1,000

長期借入れによる収入 32,746 12,500

長期借入金の返済による支出 △46,594 △12,603

社債の発行による収入 9,960 9,960

社債の償還による支出 △10,016 △10,083

配当金の支払額 △2,730 △2,893

非支配株主への配当金の支払額 △9 △19

ファイナンス・リース債務の返済による支出 △2,910 △2,946

自己株式の取得による支出 △471 △17

自己株式の売却による収入 447 7

財務活動によるキャッシュ・フロー △4,827 △10,171

現金及び現金同等物に係る換算差額 △79 50

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 76 2,061

現金及び現金同等物の期首残高 10,399 10,475

(21)

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

(会計方針の変更等)

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

(追加情報)

(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針)

「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を第1四

半期連結会計期間から適用しております。

(企業結合等関係)

[取得による企業結合]

当社は、新たに米国に設立した子会社を通じて、Anchor Brewing Company, LLC(以下、「アンカー社」)の持

分の100%を取得しました。

1.企業結合の概要

①被取得企業の名称及び事業の内容

・会社の名称:Anchor Brewing Company, LLC(他1社)

・所在地 :米国カリフォルニア州サンフランシスコ

・事業内容 :ビール製造・販売

②企業結合を行った主な理由

サッポログループは平成28年11月に、グループ創業150周年にあたる2026年をゴールとした長期経営ビジ

ョン「SPEED150」において、2026グループビジョンとして「世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがや

くブランドカンパニーを目指します」を定めました。

その中で、グループ成長戦略のキードライバーである「グローバル展開の推進」においては、ビジネスの

基盤である「北米」と、成長著しい「東南アジア」を重点エリアに位置付けた独自のグローバル展開を推進

しています。

今回の持分取得により、当社グループが持つ米国ビール事業の基盤に「アンカー社」の強いブランド力が

加わることで、さらなる相乗効果を見込み、成長スピードを加速させます。

③持分取得の相手先

Anchor Brewers & Distillers, LLC

④企業結合日

平成29年8月31日

⑤企業結合の法的形式

現金を対価として持分を取得したものです。

⑥結合後企業の名称

変更ありません。

⑦取得した持分比率

100%

⑧取得企業を決定するに至った主な根拠

当社連結子会社が現金を対価として持分を取得したことによります。

2.連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

(22)

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得原価(現金) :11,913百万円

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬・手数料等 :404百万円

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

①発生したのれんの金額

3,532百万円

②発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。

③償却方法及び償却期間

12年間にわたる均等償却

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産  1,126百万円

固定資産  8,034百万円

資産合計  9,161百万円

流動負債  778百万円

固定負債  1百万円

負債合計  780百万円

7.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼ

す影響の概算額及びその算定方法

売上高  2,577百万円

営業損失    △217百万円

親会社株主に帰属する当期純損失  △126百万円

(概算額の算定方法)

企業結合が当連結会計年度開始の日に完了したと仮定し、取得企業の連結損益計算書における売上高及び

損益情報を影響の概算額としています。

(23)

(賃貸等不動産関係)

当社グループでは、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル及び賃貸商業施設(土地を含む)を

有しております。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は9,453百万円(賃貸収益は営業

収益に、主な賃貸費用は営業費用に計上)であります。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸

損益は10,625百万円(賃貸収益は営業収益に、主な賃貸費用は営業費用に計上)であります。

また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

前連結会計年度

(自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当連結会計年度

(自 平成29年1月1日

至 平成29年12月31日)

連結貸借対照表計上額

期首残高 197,666 201,763

期中増減額 4,097 △1,761

期末残高 201,763 200,001

期末時価 389,101 397,581

(注)1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。

2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は不動産取得(10,134百万円)であり、主な減少額は減価

償 却 ( 3 , 8 0 4 百 万 円 ) 、 除 却 等 ( 1 , 9 1 1 百 万 円 ) で あ り ま す 。 当 連 結 会 計 年 度 の 主 な 増 加 額 は 不 動 産 取 得

( 3,742百万 円) で あり、主 な減少 額は 減価償 却(4,000百万 円)、 売却 (266百万 円)及 び除却 (405百万

円)であります。

(24)

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取

締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり

ます。

当社グループは、純粋持株会社である当社の下、各事業会社が、取り扱う製品・サービス・販売市場について

の事業展開・戦略を立案し、事業活動を行っています。

従って、当社のセグメントは、主に事業会社及びその関係会社を基礎とした製品・サービス・販売市場別に構

成されており、「国内酒類事業」、「国際事業」、「食品・飲料事業」、「外食事業」、「不動産事業」の5事

業を報告セグメントとしております。

「国内酒類事業」は国内での酒類の製造・販売等を行っております。「国際事業」は海外での酒類・飲料水の

製造・販売を行っております。「食品・飲料事業」は食品・飲料水の製造・販売等を行っております。「外食事

業」は各種業態の飲食店を経営しております。「不動産事業」は不動産賃貸等を行っております。

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法

と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上

参照

関連したドキュメント

 しかしながら、東北地方太平洋沖地震により、当社設備が大きな 影響を受けたことで、これまでの事業運営の抜本的な見直しが不

○決算のポイント ・

 在籍者 101 名の内 89 名が回答し、回収 率は 88%となりました。各事業所の内訳 は、生駒事業所では在籍者 24 名の内 18 名 が回答し、高の原事業所では在籍者

業況 DI(△9.9)は前期比 5.9 ポイント増と なり、かなり持ち直した。全都(△1.9)との比 較では 19

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

しかしながら、世の中には相当情報がはんらんしておりまして、中には怪しいような情 報もあります。先ほど芳住先生からお話があったのは

○齋藤部会長 ありがとうございました。..

○齋藤部会長 ありがとうございました。..